2015年4月8日水曜日

gnuplot 4.6と5.0の違い(その1)

gnuplot をインストールした方から、
「グラフが全部実線になるんですけど」
という質問が来まして、いろいろ調査してもらった結果、
gnuplot のversion 4.6 と5.0ではちょっとめんどくさい部分が違うみたいです。

というわけで気づいたところからメモしておきます。
「その1」と書きましたが、いつまで続くか分かりませんし、
そもそも続くかどうかも分かりません・・・。

今回は、見本を表示する「test」というコマンドの出力について。



Windowsでそれぞれのバージョンのgnuplotを起動してtestを行った結果の一部
(線の種類・マーカの種類・色)の部分は以下になりました。


マーカは変わってないけど色が変わっていますね。
確かに黄緑とか水色はスライドで見にくいところもありましたけど、
赤とか青は別によかったのに・・・。


さらに驚くのが、これを特に何も設定せずにepsファイルに書きだした場合。

set term postscript eps
set out "出力ファイル名"
test
4.6では勝手に点線なってるのに、5.0では0番以外全部実線になってる!
これは今までの方法でepsファイルにするとダメということですね・・・。

どうやら、破線については自動的にやってくれなくなっている模様です。
それぞれの線を書くときに、dashtypeで指定するなどするときちんと破線になります。

とりあえず今回はここまで。

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